2021年03月03日

お役立ちコラム 外壁塗装 47.外壁塗装での遮熱塗料のメリット・費用相場
塗料には様々な種類があり、例えば対候性を付与したものや機能性を付与したものがあります。塗装した後の見た目は区別がつきませんが、樹脂を変えたり添加剤を入れたりと各塗料メーカー独自の工夫によって進化を遂げてきました。 そして、建築塗料における進化というのは、紫外線や熱、雨などから建材を守ることを目的として今なお進化を続けています。 今回はその中でも「熱」をテーマにし、主に屋根の遮熱塗料について解説させて頂きます。

遮熱塗料とは、日射による熱の吸収を抑制し、被膜しているものの温度の上昇や建物内部に進入する熱を抑えて、室内温度の上昇を防ぐ塗料です。
分かりやすく屋根でこの現象を例えますと下記のようになります。

太陽からの赤外線や紫外線→屋根が熱を吸収→屋根が熱を室内に放射→室内の温度が上昇

という流れになりますが、太陽からの熱は赤外線や紫外線が熱いのではなく、何かの物体が熱を吸収して初めて熱くなります。遮熱塗料とはこの熱の吸収を抑えてくれる塗料となります。上の例だと、屋根材に熱が吸収されるのを抑える働きがあるということです。
屋根用の遮熱塗料以外にも、外壁材の遮熱塗料なども販売されています。

では、実際に一般の塗料との違いはどのようなものでしょうか。それには反射について説明するとわかりやすいです。

例えば、白い帽子と黒い帽子を被った際に、黒い帽子を被った時の方が、表面温度が高くなり、帽子内の温度も高くなります。

また、白い帽子を眩しいと感じる事がありますが、この現象を屋根に置き換えると、色が白に近いほうが黒に近いよりも熱を反射することで吸収しないと言えます。

この原理を応用したのが遮熱塗料です。
しかし、真っ白の屋根や白に近い色の屋根は少なく、黒や黒に近い濃色などが多い気がします。理由としては、屋根は掃除ができないところですので、雨に曝された後に汚れが目立たない色が選ぶ事が多いです。

もう一つは景観的に、近隣の屋根とガラッと色が変わる事を避けているということも挙げられます。この結果、屋根はより熱を吸収しやすくなっています。

この環境で遮熱塗料が遮熱できる理由は、色による反射とは別に、太陽光の中でも特に熱に変わりやすい近赤外線に的を絞って反射させる為の特殊な顔料が添加されているからです。この点が一般的な塗料との違いです。

近年の塗料の進化によって、断熱塗料というものも市場に出回っています。
名前の似ている二つの塗料ですが、効果は大きく異なります。
その名の通り、遮熱塗料は熱に変わる近赤外線を反射して遮ることで熱の進入を抑えました。

それとは違い、断熱塗料とは熱や冷気の進入を防ぎ、室内の温度を逃がしにくくするというものです。
塗装工事の相場としては、断熱塗料を使用した工事のほうが、価格が高くなる傾向があります。
遮熱塗装は、日差しを遮ることで、夏に効果を感じやすいです。
断熱塗装は、熱の進入と流出を抑えることで、夏でも冬でも効果を感じやすいです。

それでは次に、遮熱塗装をすることによってどのようなメリットがあるのでしょうか。

室内の温度上昇を緩和させる

室内の温度の上昇を抑えることが出来るため、冷房設備の使用が、通常よりも抑えることが出来ます。
冷房設備の省エネルギー化に伴い、電気料金を減らすことが出来るのはもちろんですが、地球環境面からもメリットが大きいです。節電により、地球温暖化に影響のある温室効果ガス排出の減少。エアコンの室外機から出る人工の排熱減少によるヒートアイランド現象の抑制になります。

建物の劣化を防ぐ

どこのメーカーの塗料か、塗料の色が何か、塗る屋根材の材質が何かなど条件によって変わってきますが、一般戸建てのコロニアル屋根で最大で15℃前後の違いがあると言われています。そして、表面の温度が変わる事によって基材にかかる負担も緩和され、劣化速度を緩めることができます。

各市区町村にもよりますが、遮熱塗料にて工事を行うと、省エネ住宅改修補助金という形で助成金をもらえることが多いです。工事費の1~2割を助成してくれることも有りますので、詳しくはお近くの役所窓口にお問い合わせください。

遮熱塗料使用に向いている家としては下記が挙げられます。

金属の屋根を使用している家

最近流行りのガルバリウム鋼板製の屋根や、折板屋根、瓦棒屋根などの金属製の基材を使用している屋根は、コロニアルやセメント瓦などのセメント系の基材に比べて、太陽光による熱の影響を受けやすい傾向があります。

ガルバリウム鋼板の屋根は屋根自体に断熱材がついているものと、そうでないものがあり後者のほうが熱の影響を受けやすいです。

工場や倉庫によく使われている折板屋根材や瓦棒屋根材(トタン屋根)などを使用している家の場合は、最近では建設している事が少ない事もあり、相対的に建築年数が古い傾向があります。
断熱材等が経年劣化で効果が薄れているか、断熱材等が入っていおらず、熱による影響を大きく受けている家が多くなります、

二階建ての二階部分がリビングの場合

太陽光による熱の影響は、屋根に近い室内が一番影響を受けやすいので、屋根に近いところに日中の居住空間がある方のほうが、影響が受けやすくなります。

日当たりが良く、屋根の面積が大きい家

屋根が大きければ、それだけ熱を受ける面積も大きくなりますので、太陽光による影響も大きくなります。

屋根の色に細かいこだわりがない人

特殊な顔料(着色に用いる粉末。水や油に溶けない)を使用していますので、調色対応ができないという塗料メーカーが多くなります。その為、細かい色の指定などができなく、基本色のラインナップから選ぶことになります。とはいえ、基本色自体も数多く揃えていますので、大多数の方はこれに関して影響はありません。

塗料のメーカーや、塗装する基材によっても変わりますが、世間一般的な相場は下記の通りになります。

遮熱塗装㎡あたり2300円~2,800円程度(税抜き)

この他、屋根の洗浄工事や屋根材が劣化している場合は下地処理の費用が必要となります。
遮熱塗装と一般の屋根塗装では、工事費自体はほぼ変わりません。変わってくるのは商品代(塗料代)です。

遮熱塗料について述べてきましたが、遮熱塗料での塗装工事はおすすめです。

何故なら、冷房機器による温度調整だけだなく、遮熱塗料で塗装する事で、省エネになり、ゼロエネルギーに近づく事ができます。今の地球環境を保全する為にも有効であると考えられます。

ただし、遮熱塗料は一般の塗料に比べて金額が高いということもありますし、最近では高断熱の家が多く建築されていますので、断熱材のおかげで屋根からの遮熱効果を体感することが出来ない家もあります。

また、屋根からだけではなく、外壁部分や窓サッシや玄関などからも室内に進入するため、一概に屋根を遮熱にしたから絶大な効果があるとは限りません。

大切なのは、それぞれの家に合った形でリフォームをするということです。BXゆとりフォームでは、専任のリフォームアドバイザーがお伺いし、お客様が住みやすくなるための方法を真剣に考え、提案させて頂きます。お気軽にご相談ください。

遮熱塗料については相談を

通常の塗料と価格が高いので効果が見込めかどうかが一番のポイントです。
実際の生活スペースが遮熱されないとメリットは少ない為、事前の調査が重要になります。
ご自身の家にあった塗料を選ぶ事が重要ですので、リフォーム会社の担当営業相談する中でお見積りの際に通常の塗料・遮熱塗料の場合2種類で作成してもらい比較するのもおすすめです。

「外壁塗装に遮熱塗料を使用するメリットや費用相場を解説」”「熱」をテーマにし、主に屋根の遮熱塗料について解説させて頂きます。. BXゆとりフォーム外壁塗装・屋根塗装/リフォーム専門サイトのお役立ちコラムです。 外壁塗装、屋根塗装、リフォームの「施工」「費用・相場」「費用の算出方法」「施工事例」「実際のチェックポイント」等、リフォーム専門店の視点で紹介します。 外壁塗装・屋根塗装もリフォームするならBXゆとりフォームへお任せください。 東京・神奈川・埼玉・千葉で累計38万件以上の施工実績。東証プライム市場上場文化シヤッターグループのBXゆとりフォーム。
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