2020年03月03日

お役立ちコラム 外壁塗装 屋根リフォーム 18.外壁塗装・屋根塗装の現地調査とは?

外壁塗装や屋根塗装で、実際に作業に取りかかる前に行われるのが「現地調査」と呼ばれるものです。具体的にどのようなことを行うのか、何のために行うのかご紹介します。現地調査の流れについて理解しておくと、戸惑うこともありません。

優良リフォーム会社・外壁塗装業者を見極めるためにおさえておきたいポイントでもあるので、納得のいく外壁塗装・屋根塗装をするためにも確認することをおすすめします。

外壁塗装や屋根塗装の現地調査とは、実際にリフォーム会社・外壁塗装業者の人が面積の計測や建物の劣化状態などを詳しく確認する作業のことです。
現地調査を行うことにより工事する範囲や内容を正しく判断し、詳細な見積りを出す事ができます。

例えば、外壁や屋根の劣化状況は実際に目で確認してみなければわかりません。劣化具合がひどければそれだけ補修のための作業も必要になるので、細部まで詳しく確認することが必要です。

現地調査に来るスタッフは建物の状態を正しく把握するための知識を持っているので、気になることやわからないことがあれば現地調査の際に確認ができます。

また現地調査をするにあたり、特に事前に用意しておかなければならないものはありません。ただ雨漏りなど気になる場所がある場合は、雨が降って雨漏りの状況がみられる時に撮影して用意しておくとスムーズに進みます。

現地調査の必要性

現地調査が不十分だと必要な作業も判断できないので、見積書が曖昧な内容になってしまいます。その結果、実際に作業を始めてから他にも必要な作業があることが判明し、事前に伝えられていた金額とは異なった金額が請求されるリスクもあります。

まずは施主に対し、どのようなことが気になるのか聞き取り調査が行われます。不安なことや劣化が心配な点があればこの時に伝えておくと安心です。気になるポイントを伝えておくと重点的に確認してもらえるので、遠慮なく伝えてください。

また聞き取り調査では具体的にどのようなイメージで仕上げたいのか、予算はどれくらいかなどについても確認が行われます。

建物の調査

気づきにくいヒビ割れや雨漏りなどが発生していないか、建物全体を調査いたします。
施主が気づいていないヒビ割れや雨漏りなどのトラブルが発生しているケースも多いですが、総合的に調査してもらえるので安心です。

施工面積の測定

メジャーを使って測定し、どれくらいの面積で塗装が必要になるのかを調査します。一般的に外壁塗装の際には施工面積に単価を掛けて金額を算出するのですが、この面積から、施工を必要としない箇所(玄関や窓、勝手口など)を除かなければなりません。

そのため施工が必要ではない場所も含めて面積部分の計測を行います。

前回の塗装状況

今回の工事が初めてではなく、これまでに一度でも塗装工事を行ったことがある場合は、その時の施工がどのようなものだったのかによっても塗料や施工内容が変わってきます。

例えば不適切な施工が行われていた場合には、必要な下処理も複雑になってしまうのです。

外壁の劣化調査

外壁にヒビ割れやチョーキング現象、反り、カビ・コケの繁殖などが起こっていないかを確認します。外壁は雨や紫外線など様々な影響を受けるため非常に傷みやすい場所です。また、屋根塗装を行う場合も同様に屋根の状態も確認します。

現地調査では塗装場所だけでなく、様々な部分の調査が行われます。例えば、雨どいや雨戸、サッシなどです。またベランダの状態や雨漏りについても確認する場合があります。

足場を組む場合

基本的に足場を組まなければ外壁塗装はできません。平屋でも必要です。ただ具体的にどこにどのような形で足場を組んでいくのかは敷地や周辺の状況によっても変わってくるので、現地調査の際に詳細な確認が必要です。

足場を組むにあたり、取り外しや移動が必要なものがあればそれらについても考えなければなりません。金額の事だけでなく、実際の工事を想定して調査が行われます。

周囲の道路状況

工事の際は道具や機材を運ぶ必要がありますが、それらの搬入・搬出がスムーズにできるかも含めて現地調査の際に確認します。
スムーズに作業をするためのルート確認も重要なポイントです。

また、車の駐車場所についても、事前に確認します。

外壁塗装や屋根塗装で現地調査を依頼する際には次のことに注意が必要です。

電話だけの見積りは要注意

先述したように、正確な塗装範囲を把握するためには現地調査は必須です。念入りな現地調査をすることなく、電話やメールだけで見積りを出して話を進めるような外壁塗装業者の場合は、注意してください。
図面があればそれだけで塗装する面積がわかり、金額も算出できるのでは?と考えてしまいがちですが、下地がかなり傷んでいるようなケースでは下地の補修も含めて作業をしなければなりません。ですので、面積が確認できても、正確な金額を出すことは難しく、まずは現地調査をおすすめします。

他の家の写真でウソの診断をする業者に要注意

今でこそ、ウソの診断の話は聞かなくなりましたが、状態の悪い他の家の写真を、施主の家だと見せてきて「こんなにひどい状態になっていますよ」と必要のないリフォームの契約を勧めてくる悪質な外壁塗装業者がいました。少しでもおかしいと感じたら慎重になることが大切です。

事前に現場調査で聞きたいことをまとめておく

何月に外壁塗装をするのかよりも優先現地調査が始まると慌ててしまい、聞いておきたいことがあってもそれを忘れてしまうことがあります。あとから「〇〇について他に確認しておきたかった…」とならないためにも、気になることや質問したいことについてはメモなどにまとめておくと安心です。
疑問や不安はすべて解消した上で契約することが重要です。

どのような現地調査を行ってくれるのかによって、その外壁塗装業者が優良業者かどうかを見極めることが可能です。ポイントを解説します。

しっかり時間をかけて調査を行っているか

ただ現地調査を行えば良いわけではなく、その内容がしっかりしているかどうかが重要です。例えば調査を開始して10分や20分ですぐ見積りを出してくるような外壁塗装業者は、丁寧に状態を確認していない場合があります。
調査がきちんと行われているか判断するためにも立ち会いを行い、気になることがあったら一つ一つ質問することが大切です。外壁塗装の現地調査は、建物の外部なので立ち会わず、留守でも実施する事は可能ですが、しっかりと調査しているか確認するためにも立ち会いをおすすめします。

希望・要望に応じてくれるか

具体的な希望や要望を確認してくれるリフォーム会社・外壁塗装業者だと安心です。中にはこちらの要望を全く聞くことなく外壁塗装業者側で推奨するプランや工事の提案をされる場合もありますが、このようなケースでは施主側が特に希望していないような追加工事が盛り込まれている可能性もあるので注意しなければなりません。

わかりやすく丁寧な説明をしてくれるか

調査結果を素人でもわかりやすく説明してくれるリフォーム会社・外壁塗装業者を選ぶことが重要です。専門的な用語ばかりで何を言っているのかよくわからない場合や、報告書や写真での報告がなく、詳細な情報を伝えてくれないような外壁塗装業者は避けておいたほうが無難です。

BXゆとりフォームでは、丁寧な現地調査を行っております。担当するのはお住まいに近い店舗のリフォームアドバイザーです。
専門的な知識を持っているので、気になることやわからないことがあればお気軽にご相談ください。またBXゆとりフォームではリフォームアドバイザーが継続して担当する専任担当制を取っているので、ご相談しやすい環境が整っているのもポイントです。

直接店舗にお越しいただいて現地調査のご相談をされる場合は、事前にご連絡をいただくとスムーズにご案内できます。

大切なポイント 現地調査

現地調査は、見積を作成する上で一番大切なポイントです。
細かい部分まで補修するようになっているか、全体を大まかに見ているかで見積金額も変わってきます。
見積の説明を受ける際に、細かい補修等はどうかを確認する事で、現地調査の判断材料とするのもおすすめです。

「外壁塗装・屋根塗装の現地調査とは?」実際に作業に取りかかる前に行われる現地調査は、どのようなことを行うのか、何のために行うのかご紹介します。 BXゆとりフォーム外壁塗装・屋根塗装/リフォーム専門サイトのお役立ちコラムです。 外壁塗装、屋根塗装、リフォームの「施工」「費用・相場」「費用の算出方法」「施工事例」「実際のチェックポイント」等、リフォーム専門店の視点で紹介します。 外壁塗装・屋根塗装もリフォームするならBXゆとりフォームへお任せください。 東京・神奈川・埼玉・千葉で累計38万件以上の施工実績。東証プライム市場上場文化シヤッターグループのBXゆとりフォーム。
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